TR科目(単位修得試験)
TR 科目では、単位修得試験(以下、試験)があり、同一年度内にレポート課題と試験の両方に合格することにより、履修科目の単位が認定されます。単位修得試験は、レポート課題合格後に受験することができます。同一年度内であれば、レポート課題の合格と単位修得試験の合格は、必ずしも同一学期内でなくても構いません。
試験のポイントを各シラバスでお知らせしていますので、試験対策の参考にしてください。
■受験方法
受験方法はWeb(airUマイページ)のみです。受験申込は不要です。
※対面試験は2022年度をもって終了しました。
■受験料
無料
■受験資格
・各回の受験資格にかかわるレポート提出締切日までにレポートを提出し、合格することで受験資格を得ます。レポートに合格しなければ、受験することはできません。
・単年度履修のため、過去に「不可」となった科目を受験する場合、改めてレポート課題に合格し、受験資格を満たす必要があります(再履修)。
・受験資格を得ると、同一年度内は有効のため、同一年度内であれば試験に合格するまで受験可能です。レポート課題を再提出する必要はありません。
■試験問題
・試験時間は1科目60分間です。
・出題方法は「論述式」または「選択式+論述式」の2つのパターンがあります。「選択式+論述式」の科目はシラバスにその旨記載しています。特に記載のない科目は「論述式」となります。
・出題数は、「論述式」の場合は1問(一部の科目では2問)です。「選択式+論述式」の場合は、選択式複数問(最大5問)+論述式1問を出題します。
・試験問題は、試験をスタートさせると表示されます。試験開始前に試験問題を見ることはできません。
・試験時間中は、テキストや参考資料、自分で用意したメモ・電子ファイルなどを参照しながら解答することができます。
■試験のポイント
・試験のポイントとは、試験を受験するにあたって事前に学習しておくべきポイントや学習範囲を5つの項目で示したもので、試験問題そのものではありません。各科目のシラバスに記載されていますので、学習の参考としてください。試験問題とかかわるため、試験のポイントに記載されている内容以上のことは一切お答えできません。
・試験のポイントには目安となる文字数を記載していますので、その字数に従って論述できるように事前に学習しておいてください。
・試験のポイントは論述式問題に関するポイントです。なお、選択式問題はテキスト全体から出題されますので、試験のポイントに限って出題されるものではありません。
■試験申し込み
申し込みは不要です。レポート課題(airU提出、郵送・窓口提出)に合格すると受験することができます。受験期間になると試験の画面へ遷移できるようになります。
■試験実施期間
期 | 受験期間 ※1 | 受験資格(合格)にかかわるレポート提出期間 ※2 |
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春期 | 2024年6月1日(土)13:00~6月8日(土)13:00 | 4月21日(日)~4月30日(火) |
夏期 | 2024年9月1日(日)13:00~9月8日(日)13:00 | 7月21日(日)~7月30日(火) |
秋期 | 2024年12月1日(日)13:00~12月8日(日)13:00 | 10月21日(月)~10月30日(水) |
冬期 | 2025年3月1日(土)13:00~3月8日(土)13:00 | 1月21日(火)~1月30日(木) |
※1 締切日当日13:00大学サーバー着信分までです。
※2 課題提出締切日は、郵送提出の場合は締切日【必着】、窓口提出の場合は窓口終了時間まで、airUマイページから提出の場合は締切日当日13:00大学サーバー着信分までです。
各該当期間以前に提出したレポート課題が合格していれば受験可能です。
例:9月に受験するためには、4月度または7月度にレポートを提出し合格すること。
・卒業判定にかかる方は、冬期(3月)の試験は受験できません。(芸術教養学科、アートライティングコース、科目等履修生(博物館学芸員課程)は冬期履修可)
■受験の手順
1.単位修得試験(Web)受験ページを開く
2.単位修得試験の注意事項を読む
3.個人認証を行う
4.試験を開始する
5.解答を提出する
6.試験終了
7.提出内容を確認する
8.単位修得試験(Web)の評価
9.再受験
1. 単位修得試験(Web)受験ページを開く
レポート課題が合格している場合、試験期間になると、添削結果画面の「次へ」やナビゲーションバーの「単位修得試験」をクリックすると、試験の画面へ遷移できます。 試験期間外は試験の画面へ遷移することはできません。
2.単位修得試験の注意事項を読む
試験を開始するときには、初めに、単位修得試験の注意事項を必ず確認してください。内容を確認したら、 「上記について承諾しました」にチェックを入れ、「単位修得試験を受験する」ボタンをクリックしてくださ い。この段階ではまだ、試験開始ではありません。
3.個人認証を行う
学生証を用意し、画面の指示をよく読み、個人認証を行ってください。
4.試験を開始する
・個人認証完了画面で「単位修得試験を受験する」ボタンをクリックすると試験が開始し、右上に残り時間が表示されます。いったん試験を開始すると、受験を途中で取り消すことはできません。
・1 科目につき、試験時間は60 分間です。解答を入力する画面で、氏名や学籍番号等を入力する必要はありません。
・選択式問題は、選択肢の中から選んで解答してください。論述式問題は、試験問題文中で指定された文字数に従って解答を作成してください。 試験問題の指定文字数と解答欄の入力上限文字数(2,000文字)を混同しないようにしてください。なお、指定文字数は解答本文に対するもので、タイトルや引用元の書誌情報部分はカウントしません。
・単位修得試験では、原則として参考文献の記載は不要です。ただし、引用を行った場合は引用元の書誌情報を明記してください。試験画面には参考文献欄がありませんので、引用元を記載する場合は、解答欄の解答の後に続けて入力してください。なお、解答欄の入力可能文字数は2,000字までです(全科目共通)ので、全部で2,000字以内におさまるようにしてください。
・試験問題は表示されている問題が全てです。設問が複数ある場合も同一のページ内に表示されています。試験では、テキストや参考資料、自分で用意したメモ・電子ファイルなどを参照しながら解答することができます。事前に用意したファイルからコピー&ペーストすることも可能です。入力した解答は定期的に自動保存されます。
・試験時間内に何らかの事情(ブラウザの戻るボタンをクリックする、他のページに遷移する、ブラウザを閉じる)により試験を中断した場合、試験時間内であれば再度ログインし自動保存された解答の続きから試験を再開することができます。ただし、中断した時間の延長はありません。
・試験期間の最終日の終了時刻まで残り40分未満となった場合は、試験に遅刻したものとみなし、試験を開始することができないので注意してください。
5.解答を提出する
解答を作成し、見直しも終えたら、「この内容で提出する」にチェックを入れて、「解答を提出する」ボタンをクリックしてください。解答が提出され試験終了となります。なお、本学のサーバーに試験開始から 60 分 00 秒以内に着信したものを受け付けます。「解答を提出する」ボタンをクリックせず試験時間が終了した場合、自動保存されたものを解答として受け付けます。一度提出した解答は訂正できません。
6. 試験終了
次の画面が表示されたら、試験は正常に終了したことになります。「単位修得試験受付のお知らせ」という件名のメールが送付されますので、必ず内容を確認してください。
7. 提出内容を確認する
試験終了後、採点結果が返却されるまでの間、提出した解答を試験画面で確認することができます。
《注意事項》
・試験は、はじめに個人認証を行います。学生証が必要ですので、お手元にご用意ください。
(学生証記載情報はメール・FAX・電話にてお知らせすることはできません。学生証を紛失された場合は再交付を申請してください。)
・一度試験を開始すると、当該の試験期間内に同じ科目を再度受験することはできません。
・2科目以上を同時に受験することはできません。「試験を開始する」ボタンをクリックしてから、「解答を提出する」ボタンをクリックするまでの間は2科目めの受験を開始できません。また、「試験を開始する」ボタンをクリックしてから、「解答を提出する」ボタンをクリックせずに試験を中断した場合は2科目めの受験を開始できません。「試験を開始する」ボタンをクリックしてから60分間は1科目めの試験時間として確保されているためです。
・試験期間終了まで残り40分未満となった場合は、試験に遅刻したものとみなし、試験を開始することができません。遅くとも、試験期間終了の40分前まで(例:6月の試験の場合は6月8日12:20まで)には試験を開始してください。
・解答記入画面の右上に残りの試験時間の表示がありますが、残り時間00分00秒の時点で「解答を提出する」ボタンを押すと、時間内に着信しない場合がありますので、時間に余裕をもって提出するようにしてください。
・「試験を開始する」ボタンをクリックしてから60分間は1科目めの試験時間として確保されているため、何らかの事由により試験時間内に正しく解答を提出できなかった場合(しなかった場合)、60分を経過するまでは「airU マイページトップ画面> テキスト科目(TR)のパネル」の該当科目の履修状況は[ 未受験 ]表示のままですが、これは再受験できるということではありません。60分経過後に[ 受験済 ]の表示に変わります。
・試験時間内に何らかの事情(ブラウザの戻るボタンをクリックする、他のページに遷移する、ブラウザを閉じる)により試験を中断した場合、試験時間内であれば再度ログインし自動保存された解答の続きから試験を再開することができます。ただし、中断した時間の延長はありません。
・airUに同時複数のログインをしないでください。複数のタブやウィンドウを開いて、airUに同時複数のログインをすると、正常に受験できません。
・インターネットの接続環境が整った場所で受験してください。インターネットの接続が切断(一時的な接続切れも含む)した場合、自動保存や提出が正常にできないことがあります。
・解答入力欄は最大2,000文字までです。2,000文字を超過すると注意メッセージが表示されます。
8. 単位修得試験の評価
試験は100点満点で採点されます。60点以上が合格、59点以下は不合格です。
採点結果は試験実施月の月末までに通知します。採点終了後、「単位修得試験採点結果のお知らせ[airU]」がメールで通知されます。科目のページの「採点結果確認」、もしくは「airU マイページ> メンバー情報 > 成績」より結果を確認してください。採点結果確認画面では、素点と合否が表示されています。不合格の場合は、「評価について」のコメントが記載されます。合格の場合、コメントは付きません。
9.再受験
試験が不合格となった場合、履修期間内にまだ受験機会があれば再受験することができます。再受験がレポート課題の合格と同一年度内であれば、レポート課題を出し直す必要はなく、単位修得試験だけを受けることができます。次の受験期間になると試験画面へ進めるようになり、再受験の手続きは不要です。試験の手順は初回の受験時と変わりありません。ただし、同じ科目であっても再受験の際に前回と同じ問題が出題されるとは限りません。(これらは試験が不合格になった場合だけでなく、都合により受験できなかった場合も同様です)
レポート課題の合格と同一年度内に受験できなかった場合や、受験しても同一年度内に合格できなかった場合は、次年度以降に再履修が可能です。ただし、その場合はもう一度レポート課題の提出からスタートする必要があります。その際のレポート課題は、過年度に既に合格したレポートをそのまま提出するのではなく、必ず講評文などを基に手直ししたものを提出してください。また、年度が替わると課題内容が変更になっている場合がありますので、提出前に必ず該当年度のシラバスを確認してください。
■単位修得
試験に合格後、各期末に単位が認定されます。
試験が不合格の場合は単位は修得できず、同一年度内に受験機会がなければ次年度以降にあらためてレポート課題から取り組むことになります(再履修)。
このカテゴリのよくある質問
- 単位修得試験に合格できず、「履修状況表」の成績欄に「不可」と記載されていました。これからどうすればよいでしょうか?
必修科目であれば、次年度以降に再度履修して、必ず合格してください。必修科目でなければ、別の科目を履修しても構いません。まず、その科目の単位を修得するかどうかを考えてください。
<修得しない場合>別の科目に取り組みましょう。
<修得する場合>もう一度学習をはじめましょう(再履修)。なお、年度が変わると、課題の内容が変更される場合があります。課題内容に変更がないかどうか確認してください。内容が変更されない科目についても、あらためて課題に取り組み、再度課題を提出し直してください。翌年度の課題内容変更有無については、airUマイページのお知らせで連絡します。- 課題を提出した科目が、airUマイページで「未提出」と表示されているのはなぜですか?
課題が不合格となった科目は、同一年度内に提出機会がある場合、「再提出」が可能です。課題提出状況が「未提出」と表示されたのは、次の学期の提出に向けて再びairUマイページから課題を入力できる状態になったためです。課題を再提出すれば、表示は「未提出」から「受付済」に変わります。
- レポート課題や試験で指定された字数のプラスマイナス1割以内を超えてしまった場合は、評価に影響するのでしょうか?
字数についても評価の対象としていますので、指定字数のプラスマイナス1割以内を目安に作成してください。
- 単位修得試験でも参考文献は明記しないといけないのですか?
単位修得試験では基本的には参考文献の記載は不要としますが、解答文中で引用をした場合は必ず出典元を明記してください。なお、Web受験の場合は参考文献欄を設けていませんので、解答欄に入力してください。
- レポート課題が不合格になりました。単位修得はできないのでしょうか。
レポート課題が不合格になった際は、次の提出機会に再提出することができます。教員からの添削を参考に再度課題に取り組んでください。